ポッドキャストを始めるとき、多くの人が「自宅でいいか」と考えます。機材を買えば録れる。それは本当です。でも、自宅の音と、ちゃんとした防音ブースで録った音は、聴いた瞬間に違いがわかります。この記事では、その差がどこから来るのかを説明します。

自宅収録の音が「それっぽく聞こえる」理由

自宅で録ると、エアコンのノイズ、外の車の音、部屋の反射音が混ざります。これらは一つひとつは小さくても、重なると「なんとなく聴きにくい」音になります。リスナーは意識しないまま疲れます。ノイズ除去ソフト(iZotope RXなど)で後処理できますが、処理しすぎると声が不自然になります。最初からノイズのない環境で録る方が、編集の手間も音質も良くなります。

スタジオのブースが静かな理由

当スタジオのボーカルブースはRT60(残響時間)が0.3秒以下です。これは、声を出してから0.3秒以内に反射音が消えるということです。壁・天井・床に吸音材と遮音材を組み合わせて施工しています。外部からの騒音は、二重扉と浮き床構造で遮断しています。この環境で録ると、編集時のノイズ除去がほぼ不要になります。

スタジオ収録のコストを計算する

東京でポッドキャスト収録スタジオを使う場合、1時間 ¥3,000〜¥5,000 が相場です。週1回・1時間の収録なら、月 ¥12,000〜¥20,000。自宅収録用の機材(マイク、オーディオインターフェース、防音対策)を揃えると、最低でも ¥50,000〜¥100,000 かかります。月1〜2回の収録なら、スタジオを使う方がコストが低い場合もあります。

スタジオを使うと編集が楽になる

防音ブースで録った音は、ノイズが少ないので編集が速くなります。ノイズ除去に使う時間が減り、カット編集だけで仕上がります。当スタジオでは収録後の簡易編集(ノイズ除去・レベル調整)を ¥2,200 で承っています。自分で編集する時間がない方には、この組み合わせが一番効率的です。

定期収録の場合の選択肢

月4回以上ご利用の方には、10%割引の定期契約プランがあります。毎週来る方なら、月 ¥11,880(1時間×4回)になります。収録の曜日・時間を固定することもできます。企業の音声コンテンツ制作チームで複数名が交互に使う場合も、同一契約として扱います。

まずは一度、スタジオのブースで声を出してみてください。自宅との違いは、録ってみれば一発でわかります。見学は無料です。